9月29日(日曜日) 掛塚も組の屋台も組立が行われました。
も組は貴船神社で組立が行われます。
ちょうど、縁葛の取り付けを行っている所でした。
腰の組子をはめています。
も組屋台も立川流彫刻があります。
これは正面鬼板彫刻「素戔嗚尊」。 立川専四郎冨種の作品です。
正面懸魚彫刻「八岐大蛇」 立川専四郎冨種の作。
頭の上に、「竜頭」が彫られております。
正面太平鰭彫刻 「粟穂に鶉」。 明治28年 鈴木重直(鈴木三光)。
~鶉の拡大~
彫刻を撮影していたら、破風が取り付けられておりました。
正面太平鰭彫刻を取り付け。
正面欄間彫刻「唐獅子牡丹・竹に虎」。 明治24年 鈴木重直の作
正面懸魚彫刻の取り付け
後面欄間彫刻 「五條之橋図」 明治28年 鈴木重直の作
後面上虹梁にも細かな彫刻 明治28年 鈴木重直の作
後面鬼板・懸魚彫刻 「鞍馬山図」 明治14年 後藤岩五郎の作
正面腰虹梁 「雨竜」
正面鬼板・懸魚彫刻 「素戔嗚尊の八岐大蛇退治」 立川専四郎冨種の作
組立が完成しました。
も組曳舞台の正面鬼板懸魚の絵
も組曳舞台の後面鬼板懸魚の絵
よく見ると、なかなか面白い絵ですね笑。
~豆知識~
※も組は本町(ほんまち)です。本町(ほんまち)なのに何故「も組」かと言うと、
別名=元宿(もとじゅく)と言われておりました。 なので「も組」。
法被の大紋は「元」なのです。
ある方に、「もとまち(本町)の屋台はどこですか?」と聞かれ、一瞬 説明に
困りました。